#23 「ジャバ子、梅シロップを作る」の巻

こんばんは、モカ・ジャバ子です。

この時期になるとSNSでは梅仕事したよ〜って情報をよく見かけますが、ジャバ子も梅シロップを作ってみる事にしました。

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祖母と母の梅仕事

今は亡き私の祖母はあまり料理が得意ではない人でしたが、この時期になると梅干しや梅酒を仕込む人でした。浅いザルに広げた梅は甘い香りがして何とも美味しそうで、「でも毒があるからそのまま食べちゃダメよ」と言われて不思議な気持ちになったものです。

ジャバ子母も毎年梅干しを漬けます。いわゆる田舎の昔ながらの梅干しで、紫蘇が入った真っ赤でめっちゃ酸っぱい梅干し。しかし私子供の頃そんな酸っぱい梅干しが少し苦手で、大人になってもハチミツ梅の方が好きだったりして。自分では梅干しを漬けたことはありません。ちなみに母は味噌も手作り。昔から料理が得意な人です。

今年は私もむくむくと梅仕事してみたい欲が湧いて作り方を調べてみました。梅酒は好きだけど若い頃は飲む担当で、最近は飲酒が体質に合わないので梅シロップを作る事に。

ひと口に梅シロップと言っても色々作り方があるようで、ざっくり2種類に分けると保存瓶に梅と砂糖を交互に入れて1週間〜10日ほどかけて砂糖が溶けて梅が漬かれば出来上がり。というレシピと、鍋で梅と砂糖を煮てその日のうちに完成するものと。発酵させるなんてレシピもありました。さて、どう作るか迷うわ〜、、となりました。

保存瓶どうする?

ここで考えるのは、作り方どうする問題と共に、保存瓶どうする問題です。梅酒や梅干しは4Lくらいの大きな瓶で大量に漬けて、数年間常温保存したりしてますが、梅シロップは完成したら冷蔵庫保存が必要なようで、冷蔵庫であまり場所とるのもなぁと言うことで、ドアポケットに収まり、プラスチック製で軽量ながら酸やアルカリに強いタケヤ化学工業の液体密封容器 1.7Lを2個買いました。

梅酒やらっきょう酢を漬けても大丈夫とのこと。軽いし注ぎ口もついてて便利。ただ、ガラス瓶じゃないので煮沸消毒はできません。食品用アルコールで拭いて消毒してと注意書きがあります。私は家で愛用しているパストリーゼで拭くことにしました。煮沸消毒できないと嫌!と言う方には向かないかもしれませんが、手作りはしたいけど手間省きたい派のジャバ子には気が楽〜。

母の梅シロップレシピ

先日子供達を連れて実家に行った際に、ジャバ子母が子供達に「梅ジュース飲む?」と出してくれました。自家製梅シロップを炭酸で割ったもの。子供達大喜びw

そうか、ジャバ子母、梅シロップも作ってたんだった。盲点、ジャバ子母に作り方を聞けば良いのか〜と1瓶は教えてもらったレシピで作ってみることにしました。

  1. 梅を洗う。
  2. ヘタを竹串で取り除く。
  3. フォークで梅に数カ所穴を開ける。
  4. お鍋に梅を並べ、浸るくらいの水を入れ沸騰して1分ほど茹でこぼす。
  5. (4)のお湯を捨て、再度浸るくらいの水を入れる。(水の量は適当だそうな)
  6. 半量の砂糖を入れて溶かす。(梅と砂糖は1:1だそうです。梅1kgなら砂糖1kgなのでここでは500g溶かす)
  7. (6)の砂糖が溶けたら残りの砂糖を入れて溶かす。
  8. フツフツ煮えるくらいの弱火で、アクが出たらアク取りですくって捨てる。
  9. 火を止め、冷めたら保存容器に移し替えて冷蔵庫で保存する。

結構ざっくりとしたレシピです。梅干しや漬け込むタイプの場合は梅を洗った後によく拭いて乾かす工程が入りますが、このレシピだとどうせ水で茹でるので拭き取って乾かす必要がありません。(4)の「茹でこぼす」はアク抜きの為だそうです。ネットで見たレシピでは水を入れずに鍋で煮るものが多いので水で煮るんだ〜とは思いましたが、母は長年このレシピで作っているそう。

今回私は1kgの梅を買って、半分の500gをこのレシピに使いました。砂糖はてんさい糖を500g使用。煮込む時に少し火が強かったからか、少し煮崩れてしまいました。梅はどうぜ崩して食べるので私は気になりませんが。作ったその日に味わえるのは嬉しい。私は水や炭酸で割ったり、豆乳ヨーグルトに入れて食べてます。かき氷のシロップとしても良いかも!

1.7Lの容器には半分にしかならなかったので、次回作る時は1kgまるまるこれで作ったらぴったりの量になる事がわかりました。梅の時期が終わる前にもう一度作りたい。

黒糖梅シロップも漬けてみる

そして残りの500gはもう一つの瓶に、梅と砂糖を交互に入れて数日かけて漬け込むレシピで作ってみることにしました。

梅のヘタを取って、アク抜きに1時間ほど水に漬けてから、水気をしっかり拭いて、扇風機の風を当ててしばらく乾かしました。今回は粉末の黒糖300gと喜美良というサトウキビ糖を200g使ってみました。梅と2種類の糖を交互に入れて行ったら層のようになりました。こちらは梅にフォークでの穴開けはしませんでした。

こちらはまだ漬け始めたところなので、完成したらまたご報告。

一日一回は全体を混ぜて様子を見ます。初めてにして氷砂糖ではなくいきなり粉末黒糖。ちゃんと溶けるのだろうか、、、ちょっと心配。

祖母の梅酒を発見

これを書いていてふと、そう言えば昔祖母の梅酒を保存瓶から時々分けて貰っていたけれど、祖母が亡くなる数年前から祖母の梅酒を飲んでいない事に気づきました。祖母自身は晩年梅酒を飲んでいたのだろうか?

そして発見してしまいました。祖母の梅酒。

「平成十八年六月二十八日作」

17年前!もはや古酒!?

瓶に埃は被っていたものの、中身は濃い〜めの綺麗な梅酒色。どうやら全然減っていないようなので未開封っぽい。

これは今でも飲めるのだろうか???

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この記事を書いた人

夫(Dさん)と娘2人と暮らすアラフォーワーママ。
趣味の収納やDIYを楽しみつつ、防災備蓄を進行中。
30代半ばで体調を壊した事で、これまで以上に食品添加物を気にするようになったり、ゆるくグルテンフリーを開始したり。
2019年に買った家を少しずつ快適にすべく、家族が片付けやすい仕組み作りに奮闘中。

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