#15 「ジャバ子、食品添加物を考える」の巻

備えてますか?こんばんは、モカ・ジャバ子です。

今日は缶詰を備え出して気になった食品添加物のお話。

前回の#14 「ジャバ子、缶詰を収納する」の巻では伊藤食品の缶詰「あいこちゃん」シリーズにハマっていると書きましたが、備蓄を始める前に買っていた缶詰は正直そこまで食品表示を見ていなかったジャバ子。今思えばパッと見のジャケ買いをしていたことが多かったのだと思います。今となっては反省しきり。。

原材料の/以降に添加物が書かれていると言うことさえも知りませんでした(汗)そして色々な食品表示を見るようになってみると、よく見かける添加物の傾向がわかってきたものの、実際これって何なの?どうなの?体に悪いの?って疑問が出てきたのでこの機会に調べて書いておきたいと思いました。そう、今回の記事は私の備忘録。

目次

増粘剤ってなに?

おかず系の缶詰によく入っている「増粘剤」。何かトロトロさせたいんだろうな〜、それ片栗粉じゃダメなんですか?と思って見てました。調べてみると増粘剤にもいくつかあるようです。

そもそも「増粘剤」とは、食品に粘りやとろみをつけるために使われる添加物。「増粘剤」、「安定剤」、「ゲル化剤」に分類される「増粘安定剤」の一種で、原材料名ではなく「用途名」なんだとか。

うちに有った焼き鳥缶や鯖の味噌煮缶などに記載されていた「増粘剤」を調べてみました。

  • 「キサンタンガム」…キサントモナスと言うグラム陰性桿菌から作られる。グルコール、マンノース、グルクロン酸などからなる多糖類。遺伝子組み換えのトウモロコシを培養して作られた可能性がある。
  • 「加工デンプン」…米、じゃがいも、小麦、トウモロコシなどの天然のでんぷんに、化学薬品を混ぜて作られたもの。過剰摂取により体内のミネラルバランスを崩し、体に必要なミネラルが減ってしまう。発がんの可能性が否定できないとして、乳幼児向け食品には使用してはいけない。
  • 「増粘多糖類」…用途名「増粘安定剤」で使用できる多糖類が2種以上使用された場合に使われる簡略名。
  • 「グァルガム(グァーガム)」…インドやパキスタンなどの乾燥した地域で採れるマメ科のグァーという植物の種子の胚乳部から得られる水溶性の天然の多糖類。血糖値上昇抑制作用、コレステロール低下作用、便通改善などの効果が知られているが、長期にわたって食事と摂取していると、栄養の吸収を妨げると言われている。授乳中の女性や、消化管に疾患がある人は摂取は避けるべきとされている。

ちなみに、ジャムの食品表示に書いてある「ペクチン」。ペクチンも多糖類の一種。

  • 「ペクチン」…リンゴや柑橘類の果皮や植物の細胞壁や中葉に含まれる天然の多糖類。食物繊維の一種。ジャムのゲル化剤として使用されているほか、乳酸飲料のタンパク安定化などにも使用。おもに果物の皮から抽出しているが、皮に残留している農薬が懸念されている。

調味料(アミノ酸)ってどうなの?

よく見る表示、「調味料(アミノ酸)」について調べてみました。

調味料(アミノ酸)の代表的な成分は「グルタミン酸ナトリウム」や「グリシン」。「グルタミン酸ナトリウム」は昆布などのうま味成分を化学的に抽出・合成したもの。「グリシン」は動物性コラーゲン由来。化学的に合成されたものであるため、「化学調味料」、「うま味調味料」とも言われている。

タンパク質を構成する成分として知られるアミノ酸とは全くの別物。アメリカでは、身体に吸収しやすく神経細胞に影響する可能性があるといわれ、ベビーフードに調味料(アミノ酸)の一種であるグルタミン酸ナトリウムを使う事は禁止されている。グルタミン酸ナトリウムの大量摂取は、神経細胞に影響するといわれ、手足のしびれや頭痛、のぼせなどの症状を引き起こす恐れがある。

カラメル色素って結局どうなのよ?

カラメルと言ったらプリンの底の黒いやつが思い起こされます。クレームブリュレの表面の砂糖を焦がしたやつとか、キャラメリゼなんて言うし。一見そんな悪いものとも思わないのですが、でもカラメル色素って体に悪いってやたらと聞くし。焦がすから?焦げって発がん性があるとも聞くし。漠然としていたので調べてみました。

「カラメル色素」…炭水化物を熱処理し得られる茶色の色素。カラメル色素には4種類あり、カラメルⅠ(糖類を熱処理して得られたもの、いわゆるまず想像するカラメル)、カラメルⅡ(熱処理時に亜硫酸化合物を加えて得られたもの、日本では使用を禁止されている)、カラメルⅢ(熱処理時にアンモニウム化合物を加えて得られたもの)、カラメルⅣ(熱処理時に亜硫酸化合物とアンモニウム化合物の両方を加えて得られたもの)

このうち、カラメルⅢ・Ⅳが危険な添加物であり、アンモニア化合物を加えて製造される過程で発がん性のある化学物質である4-メチルイミダゾール(4-MEI)が生成されると言われている。

カラメルI~IVのどれが入っていても、表示上は「着色料(カラメル)」または「カラメル色素」と記載されるので、どのカラメルが使用されているのか判断できない。

香料って必要ですか?

香料ってただ美味しそうな良い匂いをつけたい為か、何かの匂いを誤魔化したい為か。香料って人体に影響するの?疑問なので調べてみました。

「香料」…一般的に天然香料と合成香料に分かれている。

  • 「天然香料」…動植物から抽出、圧搾、蒸留などの方法や酵素処理をして得られる。
  • 「合成香料」…自然界に存在しないものを化学反応を利用して作ったもので、合成香料の95%は石油由来の化学合成物質。体内では分解されにくく、体に蓄積されていき、喘息、アトピー、アレルギーとして表面に現れる。

無添加のおすすめ商品

今回調べた添加物はほんの一部です。添加物について正しく恐れたいと思い、調べれば調べるほど、海外では禁止られているような危険な添加物が日本では誰もがスーパーやコンビニで口にする商品に平気で使われていることがわかってきてしまいました。。。

日本では添加物の無い商品を探す方が大変なんだと気付いたジャバ子ですが、食糧備蓄品であっても添加物は極力避けたい私が買ったオススメ商品をいくつかご紹介します。

原材料がすべて国産であり、無添加のお菓子を販売されているノースカラーズ。素晴らしい〜〜。芋けんぴや黒豆の甘納豆、北海道おかきとうもろこしなどなど買いたい商品がいっぱいある〜。長女はこのきなこねじりがお気に入り。

イシイのミートボールで有名な石井食品の非常食詰め合わせセット。何がすごいって無添加でありながら長期の常温保存が可能。温めてももちろん美味しいですが、常温のままでも食べられるタンパク質はいざとなったらとても有難い。私が買ったのはミートボールやチキンハンバーグの他にもリゾットやおかゆ、おかゆのお供的なお惣菜がセットになった商品。

ミスターマンゴーのドライマンゴー。元々ドライマンゴーが好きで時折買っていたのですが、普通に売られているドライマンゴーには酸化防止剤や漂白剤などが使われていることや、大量の砂糖を使用されている事が気になって、こちらのドライマンゴーを購入してみました。砂糖不使用なのでとても硬いのですが、ハムハムしがみながら食べるのが癖になる感じ。こちらのお店で売られている砂糖使用のマンゴーも砂糖最小限と気遣われた商品で、砂糖不使用より柔らかくてとても食べやすいです。美味しいから袋開けると一気に食べてしまうので、小分けになっているのは有難い。何度もリピ買いしております。

お店ではドライマンゴーをヨーグルトに入れて一晩ふやかす「おかえりマンゴー」って食べ方を推奨されております。ジャバ子は牛乳が体質に合わず、ヨーグルトも食べなくなったのですが、時折豆乳のヨーグルトを買っておかえりマンゴーを楽しんでおります。

今後も気になった添加物の備忘録を時々書きたいと思います。ますます食品表示を見ないと怖くて物が買えない。。

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この記事を書いた人

夫(Dさん)と娘2人と暮らすアラフォーワーママ。
趣味の収納やDIYを楽しみつつ、防災備蓄を進行中。
30代半ばで体調を壊した事で、これまで以上に食品添加物を気にするようになったり、ゆるくグルテンフリーを開始したり。
2019年に買った家を少しずつ快適にすべく、家族が片付けやすい仕組み作りに奮闘中。

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