備えてますか?こんばんは、モカ・ジャバ子です。
今回は我が家の冷蔵庫とスチールラックを固定したお話。前回の#7「ジャバ子、防災備蓄に目覚める」の巻で書きましたが、防災はまずどこに住むか、そしてどんな家に住むかです。そしてその次に行うべきは家の中の家具・家電の耐震固定ですね。幸い家自体が潰れなかったとしても、大地震で倒れてきた家具に押し潰される、避難経路を塞がれる、倒れた拍子に散乱したもので怪我をする、なんて事が無いように家具の固定は必須です。
な〜んて偉そうに言ってますが、ジャバ子は引っ越してから3年間も気になりつつ放置しちゃっておりました。ずっと気になっていた冷蔵庫と、キッチンでレンジラックとして使っているスチールラックを固定すべく重い腰をあげて金具を探してみたら案外少ない。近場のホームセンターでは、スチールラックの固定金具に至っては何も置いてない。冷蔵庫の固定器具は粘着式か突っ張り棒式ばっかり。突っ張り固定は激しい揺れで外れそうだし、粘着式もやらないよりは全然良いと思いますが、いざ震度7が来たら壁紙ごと剥がれるんじゃなかろうかと心配性のジャバ子は不安になるので、より強く固定できるよう金具を使って壁にネジ留めしたかったのです。
「壁にネジ留めなんて、うち賃貸だから出来ないよ!」と思って読んだそこの貴方。高荷先生の教えは「賃貸だろうがネジ打っちゃいなよ!」です。耐震固定のためネジ打ちたいと大家さんに聞いてダメなら敷金諦めてでも命守る為に打っちゃった方が良く無いでしょうか?
冷蔵庫を固定しよう!
我が家は持ち家なので迷う事なく打っちゃいます。なんならDIYで可動棚とか付けてるので壁にネジ打ちまくっちゃってます。そんな我が家の冷蔵庫固定に選んだのがこちら↓
壁にネジを打って金具を固定する際は壁の中の支柱を探してそこに打ちます。石膏ボードの奥の支柱を探すための器具として、シンワの「下地センサー」と「下地探し どこ太」を愛用しています。
この下地センサーは壁の中に電気の配線があると教えてくれるので安心です。誤って配線に打っちゃったら大変な事になりますので絶対にこの作業は欠かせません。ベルトを通す場所は冷蔵庫によって違うかもしれませんが、大体上部の奥側に2点通せるようになっていると思います。支柱を見つけて打ちたい場所に金具をマスキングテープで仮固定したら、どこ太でちゃんと奥に支柱があるか確認。石膏ボードの厚みも調べられます。うちの場合は冷蔵庫のすぐ上に横向きに柱があり、こんなに長いベルトは要らなかったので束ねておきました。
付属のネジはおそらく直接木材に打ち付ける事を想定したものなのか短いネジだったので、急遽手持ちの長めの木ネジに変更しました。ドライバーでネジ打ち込んで、両サイド固定して完成〜。
スチールラックを固定しよう!
スチールラックの固定用と謳う商品が見つけられなかったので、家具固定用として売られているこちらを使用しました。
固定金具8つにワイヤー4本、ネジ等が送られてきました。今回も下地センサーを使って壁の中の支柱を探します。
こちらも付属のネジが石膏ボード奥の支柱に打つには短いので、自前の少し長いネジに変更しました。ワイヤーの太さは2mmと言う細さですが、この細さで一本あたりの最大耐荷重40kgあるそうです。左右の上部2箇所を固定完了。自前のネジが無くなりました。4セットもあるので下部も固定すればより安心かもしれません。木製家具であれば家具側と壁側に金具を打ち付けてワイヤーを通して使うのですが、スチールラックでは壁側のみ金具を使いワイヤーを通したのでセットの金具が余ります。ホームセンターでワイヤーだけ売っていたので他の家具固定にも利用できそうです。追加のネジとワイヤー買いに行こ〜。
<追記>ホームセンターにワイヤーを見に行ったら、同じようなワイヤーリングが1本で千円以上してました(@皿@;)このセットやっぱお得なんだと思いました。ワイヤー足りなくなったら金具とビスが余ってもまたこのセットで買っちゃうなぁ〜。
まとめ
(1)家具、冷蔵庫の固定はできれば金具を用いて直接壁にネジ打ちしましょう。
(2)ネジを打つ前に「下地センサー」と「下地探し どこ太」を使って壁の中の支柱や配線が無いか調べましょう。
(3)ネジの長さはしっかり支柱に固定できる長さか調べましょう。
地震対策にとても重要な耐震固定を実施して少し安心が増えました。いざ大地震が起こった瞬間、貴方は急に倒れてきた家具をとっさに避ける事ができるでしょうか。家族はどうでしょう。小さなお子さんや高齢者なら尚更。
今年のゴールデンウィークはお宅の耐震固定の見直しをしてみてはいかがでしょうか。
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