#12 「Dさん、お片付けに目覚める?」の巻

こんばんは、モカ・ジャバ子です。朝活が全く定着しません。夜は爆睡の子供達が、朝だといつ起きて来るかと思うと落ち着かない。結局まだ夜の方が書きやすいのです。朝活でブログ書くのは子供部屋で寝てくれるようになった頃かな?

今日はGW中のDさんの変化のお話。

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元浪費家Dさん

ジャバ子の夫であるDさんは元浪費家。いや、私からしたら今も時々その片鱗を見せるのですが、結婚前から私が家計を預かるようになってからお小遣い制にしたので浪費はかなり抑えられるようになりました。

「結婚前から」ジャバ子が家計を預かるようになったお話。まだ付き合って間も無くの頃、私はなかなかの貧乏暮らしでした。大学時代は東京での一人暮らしで自由を謳歌し、地元に戻ってみたら実家の束縛が息苦しくなり、自由になりたくて地元にいながら一人暮らしを選択。家賃を抑えるため築50年位の古い長屋の一軒を借りて。アルバイト生活で収入も少なく貯金も皆無。毎月の家賃を払うのもギリギリの自転車操業状態でした。

一方のDさん、大学時代は関西で一人暮らしを謳歌し地元に戻って以来実家暮らし。サラリーマンの収入の一部を家に入れていたが、大半は自分のお小遣い。そんなDさんと付き合い出したのですが、男性に奢って貰う事にどうも気が引ける当時の私(今なら喜んで奢って貰う)

ある日ボロボロに使い込んだお財布を買い替えることにしたジャバ子。ボロボロのお財布を捨てようかと思ったのですが、ある事を思いついて次のデートである提案をしたのです。あぁ懐かしい↓こんな感じのチャムスのお財布

「私が月に5千円をこのお財布に入れるから(当時ひと月に出せるデート代の精一杯)、Dさんは月1万円を入れてほしい(今考えれば2万くらい出して貰っても良かった)。それを毎月のデート代にして、余った分を貯めて旅行に行こう」と。それから半年ほど経って、浮かせたデート代を貯めて二人で夜行バスに乗ってディズニーランドに行きました

そんなある日、Dさんは私の家に来て、まだ結婚もしていない私に自分から貯金通帳を渡してきたのです。???初めはいきなり何?と思ったのですが、「もし俺をお金が有るやつと思っていたら申し訳ない(特に思ってない)。収入の大半は洋服や車に使ってほとんど貯金が無い。俺には貯金する能力がない。有ったらあるだけ使ってしまう。これが俺の全財産だ。」と渡された通帳には40万円ほどだったか。

当時の私よりは全然貯金が有ったのですが(汗)正直、サラリーマンで実家暮らしだったら浪費さえしなければもっと貯められたはず。「通帳を持っていて欲しい。自分に代わって貯金してください。」と。別にお金が有りそうだと付き合った訳でもないので(笑)「じゃここから貯金しましょうね。」と。

それからはDさんの実家に入れる以外のお金は私が管理するようになり、少しづつ貯金を増やし結婚しました。服に全く興味が無い私は気づいていなかったのですが、Dさんが独身時代に着ていた服は1着何万円もするブランド物が多かったそうです。数年前に彼は当時の服を自らセカンドストリートに持ち込んで買取に出しておりました。そこそこの値段がついたそうな。当時乗っていた車も外車でしたが、車にも特に興味が無いジャバ子にはその価値もわからず(汗)当時のジャバ子の愛車はと言うと中古で買った古いジムニー(燃費悪いけど角張った形が好きでした)。Dさんの車はジムニーより乗り心地良いなくらいには思ってましたが。今では国産普通車に乗り、ワークマンを愛用しているDさん。

お小遣い制を始めた当初も、渡すと早々に全部使ってしまうので、お小遣いの1/3を毎月1日に渡し、1/3を毎月15日に、1/3を先取り貯金にする。というやり方に変えました。

夫婦の価値観の相違と妥協点

お小遣い制になった後も、やっぱりDさんは服が好きなようで、購入先は変わったものの、同じような服を何枚も買ってきては着ることもなく、タグが付いたままの服が家のあちこちに点在しておりました。家中のお片付けを始めた当時のジャバ子はそれが嫌で嫌で。物を減らしたいのに、いつ着るのって物が増えるし浪費にしか見えないから。

『Dさんは今自分がどれだけの服を持っているのか把握出来ていないんだな。だから次々と同じような服を買って来るんだな』と思い、家中からタグの付いたDさんの新品の服を集めて一台のラックに並べてやりました。私としては喧嘩も覚悟でこれみよがしに『貴方は把握していないようで次々に同じような服を買って来るけれども、まだ一度も着ていない(タグも切っていない)服をこれだけお持ちなのよ』と言う思いで並べたてたのです。

触らないでと止められるのかな?と思ったのですが、見やすくなったと案外すんなりと受け入れたDさん。これを機に話し合いの結果、私には同じように見える服も彼からしたら違うもの。実際に全く同じ服や同じ服の色違いもいくつも有って、それは相当気に入っていて1枚ダメになった時に買い替えが無いと嫌だからまとめて買ったと。なんせ服に興味が無いジャバ子には未だに理解に苦しむのですが、彼は私とは別人格。私の感覚を押し付けるのは良く無いので、服は個人のお小遣いで、このラックに納まる範囲内であればジャバ子は口を挟まない(それまでは買って帰る度に不機嫌になってました)と言う事でお互い受け入れる事になりました。

Dさん、自ら服を処分する

その話し合いで、Dさんにとっては買い物がストレス発散なのだと言う事、そしてDさんは片付け方がわからない人であって、私が片付ける分にはあまり文句を言わない人なんだなと気付いたのです。かと言って私はDさんの物を処分はしません。それはタブーなのです。あくまで私が不快にならない程度に、彼に割り振った場所に収納するに留めます。配置を変えたらDさんに伝える。これも後々トラブルにならないための予防です。

それから数年、先日のGWの事。5月3日は私が子供達を連れ出し、4日はDさんが連れ出してくれて、連休中にお互いの自分時間を作る事ができました。一日休みを貰ったDさん、夕方子供達と帰宅したところ「あ、要らなくなった服捨てようと思って袋入れておいた」と。ウォークインクローゼットに行ってみると45リットルの袋2つ分の塊が!すごい成長!お母さん嬉しいぃぃっ!

着古した服と、数回着たものの気に入らなかったと言う服が入っておりました。なんせ服に興味のないジャバ子。自分で買う衣服費を浮かすべく、その中から「あ、これ私着るわ〜」と数着頂きました。Dさんの捨てる服は私の着倒した服よりよっぽど綺麗だったので、私の服を数着処分し入れ替え。夫の古着を着るジャバ子です。ほぼサイズが変わらないのはなぜ!?

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この記事を書いた人

夫(Dさん)と娘2人と暮らすアラフォーワーママ。
趣味の収納やDIYを楽しみつつ、防災備蓄を進行中。
30代半ばで体調を壊した事で、これまで以上に食品添加物を気にするようになったり、ゆるくグルテンフリーを開始したり。
2019年に買った家を少しずつ快適にすべく、家族が片付けやすい仕組み作りに奮闘中。

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